【ロボコップ 2014年リメイク】
公開/2014年2月12日
監督/ジョゼ・パジーリャ
脚本/ ジョシュア・ゼトゥマ
原作/エドワード・ニューマイヤー
マイケル・マイナー
製作/ マーク・エイブラハム
エリック・ニューマン
ブラッド・フィッシャー
出演/ ヨエル・キナマン
ゲイリー・オールドマン
マイケル・キートン
サミュエル・L・ジャクソン
【本作品の紹介と感想】
2029年、巨大企業であるオムニコープ社は軍事用ロボット兵器で莫大な利益を得ていた。
今度はそのテクノロジーを法規制されている国内戦線に用いることを試みる。
被験者として選ばれたのはアレックス・マーフィー。愛情深い夫・父親であり、デトロイドの犯罪や腐敗の中で必死に抵抗しようとする良き警官である。
職務中に致命的な怪我を負ってしまった彼の命を救うため、オムニコープ社はロボット科学を利用するのだが…。
帰ってきました!ロボコップ!な訳なのだけれど、今回のロボコップは一味違う。
ロボコップと言えば「重みのある動き」が特徴的であったが、今回は機動力が格段にアップされている。
走れるし、跳ぶ事もできる。しかも愛車の高性能バイクも用意され、弱点が改善されたのが少し寂しい。
数ある突っ込み所から抜粋すると、オムニ社の社長がインテリ糞野郎で、『市民に愛されるロボ警官』を目指しているのに『ミリタリー感のある黒にしようぜ!』とか抜かすし、
結構な無茶ぶりを「なんとかしろ!」の一言で博士に押し付ける様は、現代の社会を表している様でもあった。
シリーズの熱狂的なファンにとっては物足りなさもあるかもしれないが、娯楽作品としては良く出来ていたと思う。