【本作品の紹介と感想】

デイヴ・リゼウスキは、アメリカン・コミックのスーパーヒーローに憧れるオタク少年。誰もヒーローになろうとしない事に疑問をもった彼は、 自分で本物のヒーローになろうと思い立ち、ネットで買ったスーツを着てヒーロー活動を開始する。 しかし、何のスーパーパワーも持っておらず、訓練もしていない彼はあっさり暴漢に刺された上、車にはねられ病院送りとなる。 その後もヒーロー活動を続ける彼は、あるとき3人組に襲われていた男を救い、その模様を撮影していた見物人から名前を尋ねられた際に、自らを"キック・アス"と名乗った。 動画はやがてYouTubeにアップされて話題を呼ぶが…。

劇中に登場する『ヒット・ガール』が11歳で、悪人を残酷なまでに殺し、過激な言動を繰り広げるキャラクターという事で倫理的に問題視された本作。 しかし、その『ヒット・ガール』が主役と言ってもいい程に輝いていた！無能力者の『キックアス』も弱っちいながらもなかなかいい味を出している。
続編も来年に控えているので、成長した二人の姿をまた見れると思うと楽しみで仕方ない。