【ゾンビ・クエスト】
公開/2013年6月8日
監督/マーティーン・スミツ
脚本/タイス・マール
出演/ヤハ・ゲイアー
ミモーニ・ウル・ラディ
セルジオ・ハッセルバインク
ジジ・ラベッリ
ユリア・アルンヘム
【本作品の紹介と感想】
アムステルダムの高層ビルで働くアジズは、憧れの同僚テスとのデートの約束をゲット。
ところが会社をクビになった上に、ダメダメな兄モーのせいで留置所に入れられてしまう。
すると何の前触れもなく、巨大な物質が高層ビルに衝突。体中緑の液体のゾンビが出現。
その後、テスが高層ビルの屋上にいると知ったアジズは、モーたちと一緒にテスの救出に向かう。
コメディ系ゾンビ映画という事で、ゾンビ達が全くもって怖くない。襲われているシーンですら怖くないのだから相当だ。
そして、ゾンビになる経緯が『噛まれる』事による血液感染物なのにも関わらず、登場人物の多くが『素手』での戦闘を好むのが突っ込み所である。
顔や身体中にゾンビの体液がベットリ着いている相手と抱き合ったり、濃厚なキスをしたりと、全く持って危機感が無いのがまたコメディらしい所かもしれない。
また、物語のゴールとも言えるテスの救出を、とある理由で途中で放り投げたり等、物語性に関しては無いと言っても等しい。
突っ込み所満載でそれなりに楽しめたので本作品は結構おすすめ!